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月夜の海、朔の森

ガラスが割れた

突風で 
勝手口の サッシ戸が 勢いよく閉まり
ガラスが 割れた

バタンという 音と、ガッシャーンという音が 同時に鳴り
もののみごとに、大小さまざまな形の ガラスのカケラが散らばった

とりあえず 足元のガラスだけ 片付け、サッシ屋に電話した

ガラスの取替えに来てくれたのは 昔の知り合いで
ちっとも変わってない、昔のまんまだと 私は思ったが
向こうは、私がわからなかった
全く気づく様子がなくて、こちらから名乗って 初めて
えーっ!!と、ビックリされた
あまりにも 私が変わっていて わからなかったのだそうだ

私は 生まれてこの方 と言っても、もの心ついてから
自分がどこかで変わったなどと思うことは 一度もないが
見ようによっては、変化変化の連続だったかもしれない

ひとしきり 懐かしい話をして
「あの頃は、特別おもしろかったなあ」と言って帰っていった
彼の言葉が、あとからじんわり しみている

ドアが勢いよく閉まる音と、ガラスの割れる音が
何かに区切りをつけ、一つの平面を割るという 
サインのように 思えてきた

思い出すのは、昭和が平成に切り替わった 当時のこと
あのころも、ちょうどそんな感じの、似たような時節だった気がする



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