お知らせ(10)
詩(190)
散文詩(14)
おとがたり(96)
おはなし(7)
俳句かな?(5)
みそひともじの(10)
覚書(20)
夢(17)
如月妄想録(18)
ヌーソロジーことはじめ(12)
ブログ(123)
日記(21)
猫その他(3)
未選択(0)
忍者ブログ

月夜の海、朔の森

猿捕茨(サルトリイバラ)

ウグイスの声に 誘われるようにして
山道を 歩く
猿捕茨の葉が ツルン と 光る
あっちにも こっちにも
まだ 若く やわらかい 葉が よく目に付く
大きいのは すでに 誰かが 摘んでいったのだろう

この地方では
端午の節句には
柏の葉は 使わずに
猿捕茨の葉に 蒸して捏ねた上新粉の餅を 包む
猿捕茨を 長年「柏」だと思って過ごした
私の幼年時代

長袖では暑いくらいの 五月の陽気
里では もうあまり鳴かなくなった ウグイスの声が
山の裾野の 小道に ひびく

 


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


拍手[0回]

PR