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月夜の海、朔の森

生活が時間を生んでいる

薬草を摘み、干して乾かし、アルコールに浸けて
そのエッセンスを 抽出する
それら一つ一つの行為は 単純な作業だが
薬草が育つのにかかる時間
乾くのにかかる時間
アルコールの中でエッセンスが滲み出るのにかかる時間は
それぞれに それなりの作用を伴って
数日、あるいは数ヶ月という ある一定の期間を必要とする

時間と空間の中に この世界が あり、
その世界の中に、個々の事象 個々の物体 個々の人間が
存在しているという 既存の考えでは
決して 見えることはないが
実は
その作用こそが 時間を生み出しているのではないか

変容とは、時間の異名かもしれない

「変化するのに時間がかかる」のではなく
作用が、その中に葛藤を抱き、分離し、統合を果たして
全く別のものへと変容していく過程が
時間として現れている

時間を生み出すこともせず、結果だけを急ぐ気持ちのありようは
精神の冒涜と言えるかもしれない

時間は 私たちの外に初めからあるのではなく
私たちが 何かに向けて行為するとき
その何かが
私たちを受け入れ 私たちとともに 別の何かに変容するのだ
だから
変容した「別の何か」とは、変容する前の「何か」と私たちとの間に生まれた
時間の個別性のことだ




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