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月夜の海、朔の森


キン じゃなくて、カネ と読むとき

おカネ・・・つまり 貨幣のことを 最初に思い浮かべた自分が
ちょっぴり さびしかった

カネには 他にも
お寺の鐘や教会の鐘・・・もあるけれど

古くは、金属のことを 広く「金(カネ)」と言ったんだ
だから
金づち、金だらい、針金っていっても、黄金は使っていない
鉄は「くろがね」、銅は「あかがね」、銀は「しろがね」
黄金(ゴールド)は「くがね」

万葉集に

銀も 金も 玉も 何せむに 勝れる宝 子に及かめやも
(シロガネも クガネも タマも ナニせむに マサれるタカラ コにシかめやも)
っていう、山上憶良の有名な歌があるけれど
そういう 金属としての「カネ」も、今では貨幣の価値で量られる

「カネ」って聞くと、なんだか薄汚いイメージが つきまとったりすることもある
ちょっと前までは、マネーの意味の日本語は「銭(ぜに)」だったのにね
「金儲け」じゃなくて「銭稼ぎ(儲け)」
「金持ち」もなくて、「長者」だった

「カネ」から すっかり 本来の意味が抜け落ちて
「カネ」に 別の色がついてしまったのは そんなに古い昔のことではない
薄汚いイメージも、これに付随して生まれたんだろうね

カネという音から、一つずつ意味をはずしていこう
本来の「金属」の意味にまで戻ったら
次に、その「金属」の本質の音が カネからきこえてくるように




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